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旅行記を中心に、管理人KAMの人生に影響を与えた経験や本、映画等々を紹介していくブログです。

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エジプト・トルコ旅行について

2007年の3月、仕事の切れ目を見計らい半ば無理やりとった2週間の休暇。
エジプト・トルコへのバックパッカーでの一人旅。
航空券以外は一切の旅行前の事前予約なし。

筆者

行き当たりばったりの旅。
このページは後編のトルコ編です。
そして、トルコ編は写真を充実させたので、美しい国トルコを堪能くださいまし。
 
 

なぜ、エジプト・トルコ?

理由①
アメリカに留学して、同じ部屋で1ヶ月暮らしたトルコの青年オノ。
彼の考えが、よく理解できなかった。
会話はできても、深い部分コミュニケーションが出来なかった。
その原因は、彼個人ではなく、彼の育ったバックグラウンドにあるんだろう。
育った国をみてみたい。
 
理由②
世界の対立軸は、共産主義(旧ソビエト)と資本主義(アメリカ)の対立から、
資本主義(アメリカ)とイスラム国家(アラブ諸国)に明確にシフトしていると感じる。

世界の嫌われ者アメリカとアラブ諸国が、争っている間に、EU諸国は力を付けている。
そのEU諸国にとってもイスラム諸国との関係は大切になってきている。
 
世界の政治・経済の中で、アラブ諸国(イスラム国家)の持たらす影響はただ単にオイル
マネーを持っているというだけでなく、重要な鍵になってきているとおもう。
 
ということで、
イスラム国家でかつ見所満載のエジプト
ヨーロッパ(キリスト教)と中東アジア(イスラム)の交差点のトルコへ!!

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機上の人

カイロからイスタンブールの飛行機で、左座席はエジプト人のオジサンで、右はツアー旅行の日本のガイドさんだ。
エジプシャンのオジサンは、時々エジプト語で話しかけてくる。
意味はわからないが笑顔は万国共通!
 
トルコの下調べをあまりしていなかった自分にとっては、とてもラッキーな席だった。
隣のツアーガイドのおば様(Kさん)は、とても親切でよい人だった。
トルコの見所のアドバイスを色々と頂く。
感謝。感謝。
おかげ、この飛行機の中でだいたい旅程が組めた。
 

空港~メトロ~オトガル

トルコに到着するとすぐに、おっさんが空港で話かけてくる。
「トルコのどこに行くの?大丈夫?はじめてでしょトルコ?」と、ツアー旅行を薦めてくる。
エジプトの勧誘に比べたら、あまいあまい。
強引さが足りないねー。
 
空港から直結しているメトロにのってバスの駅『オトガル』にいく。

メトロ

メトロの車両もセンスがいい、切符はジェトンというコインだ。
コインを買って、自動改札をくぐるだけだ。
『オトガル』は想像以上に大きく、バスの発着場だが、見回す限りにバス会社が立ち並んでいる。

オトガル

バス会社で、カッパドキア(ギョレメ)行きの夜行バスのチケットを購入。
バス会社のおっさんが勝手に学割してくれた。
やっぱり海外じゃ、若くみられるな

スルタン・アメフット 

その後、メトロと路面電車トラムヴァイを乗り継ぎ、スルタン・アメフット駅へ。

トラムヴァイ
駅の周りは観光地だらけ。スルタン・アメフット一世廟、スルタン・アメフット・ジャーミィと
アヤソフィア、ヒッポドロームや、トプカプ宮殿がある。
さすが街自体が世界遺産に認定されてるだけある。
 
スルタン・アメフット一世廟
昔の君主の墓所です。スルタンとはイスラム帝国の王様のこと。
そんなに大きくないが、厳粛な雰囲気が漂っていた。

一世廟
 
ヒッポドロームには、3日前に行ったエジプトのカルナック神殿から持ち込まれたオベリスクがたっていた。
ローマ帝国の皇帝がその昔、エジプトから持ち帰ってきたそうだ。

オベリスク
 
アヤソフィア博物館の前には、観光者に声を掛けまくってるあやしいお兄ちゃん達が多かった。
ビザンツ建築の最高傑作といわれる建物は、ギリシア正教の総本山であったし、イスラム寺院でもあった。
想像以上の天井の高さの窓から差し込む光と、大胆なアーチが美しい。


アヤソフィア博物館 ただ、工事中だったのが残念。
上の写真撮る時に、フレームから工事の足場をはずすのが大変だった。

工事中
  
スルタン・アメフット・ジャーミィ、別名ブルーモスク。
アヤソフィアを凌駕する美しさだ。
すばらしい。。。。。

ブルーモスク ブルーモスク
  
その後、トプカプ宮殿にむかったが、すでに閉館していた。
トプカプを諦め、グランバザールに向かってる最中に、通りかかったアジア人が同じ機種のカメラをぶら下げていた。
チャンス!
エジプトで壊れて以来、液晶が見れないから、写真が取れてるかどうかが確認できなかったのだ。早速話しかけて、カメラが壊れている事情を話し、メモリーを入れてデータを確認させてもらう。
『ほっ』と一息、写真は撮れていた。
感謝の意を述べ話をしていると、『旅の連れが欲しいなら、他あたって』と。
話しかけたのは中国人の女の子だったのだが、勘違いされて振られてしまった。
告白してないのにふられた感じだ。。。
まっ、カメラの無事が確認できたから、いんだけどさ・・・・。
 
その後、エジプシャンバザールやグランバザールを見て回る。
オトガル(バスの駅)に戻って、晩飯を食べる。

バザールと飯屋  
オトガルでは、エジプトのアスワン・ルクソールで会った新婚さん夫婦に再会する。
まさか旅行中に2カ国で、会うなんて。ちょう奇遇だ。
 
別のバスだったので、また分かれる。
バスに乗り、一路ギョレメへ。
バスはサービスもよく、乗り心地もよかった。

バス

バスは何度かサービスステーションのうようなものによって、休憩しながらすすんでいく。
バスには卒業旅行の学生さんたちが数名のっていた。
後に再開するW氏ともであった。

バス  
 

最高のペンション

朝早くにギョレメに到着したが、熟睡できてなかったから、まだ眠い。。
まずは宿探し、事前にチェックしていたトラベラーズ・ケイブ・ペンションに行く。
このペンションは、温かい雰囲気で最高だった。
はじめて、「ただいま」といいたくなるホテルだった。
オーナーの通称:ベッカムさんや、住み込み(?)の日本人のKさんを中心にアットホームな雰囲気を醸し出していた。

トラベラーズ・ケイブ・ペンション  
 
ペンションで自転車を借りて、カッパドキア観光に出かける。
ギョレメ野外博物館で、奇岩石群を見る。
 
その後自転車で、レッドバレーに向かうが迷った。。。
よくわからない道に迷いこんだ。
自転車をこぐこともできない、ぬかるんだ道を進む。
これが功を奏し、数々の最高の絶景に出逢えた。
 
絶景1 絶景2  
 
ぬかるんだ道を自転車を押したり、こいだりしながら、4時間ぐらい絶景の中を進む。
絶景の続く道だが、厳しい坂道でぬかるみだらけの絶望的な道だった。
ぬかるみが多く自転車を漕ぐことも出来ず、ズボンもぐちゃぐちゃになりながら進む
結局4時間誰にも会わなかった。

絶景3とチャリンコ  
 
ずっーーと遠くから見えていたウチヒサルに、やっと到着。。。
尖った岩という意味の一枚岩で出来た城塞。中は迷路みたいになってます。
入場料もとられるが、この絶景は見逃せない!!
息を飲むのも忘れる絶景、壮大なパノラマがすばらしかった!

ウチヒサル  

どこかで見たことがあると思った。
そう!パズルとかで使われるバベルの塔だ。
似てない?似てない?
いやっ、無理強いはしませんが。

バベルの塔  

ウチヒサルでは現地のおばちゃん達と戯れる。
おばちゃんたちはトルコ語しか話せないし、自分もトルコ語は話せないのに、不思議とコミュニケーションができた。

ウチヒサル1
ウチヒサルからの絶景をお楽しみあれ!!
写真で表現しきれないのが悔しい。。

ウチヒサル2 ウチヒサル3 ウチヒサル4  
ウチヒサルの頂上では、これまた言葉の通じないロシア人のおっさん達と戯れてみた。
 
ホテルに帰って、チェックインをすませて、2日ぶりのシャワーを浴びる。
自転車で汗だくだったし、カイロから持ち込んだ2日分の汗を流しすっきり!!
でも、湯船につかりてぇー。
ちなみにトルコの『トルコ風呂』は『ハマム』といって、岩盤浴して垢すりしてくれるところのようです。
綺麗な女性がしてくれるわけでもなく、トルコのおっさんが垢をすってくれるそうです。
行きませんでしたが。。。
 
その後、パシャドーのきのこ岩やギョレメパノラマを見に行く。
 
 
パシャドーのきのこ岩  
ちなみにギョレメは、自転車で見てまわるのはやめましょう。
高低差があって、かなりきつい。
 
夜は、ギョレメの街に土産をかいに出かけた。
見上げた夜空が綺麗だった。
 
ホテルで一人旅をしていたMさんと出会い一緒に飯を食って、街で買ったワインをあける。
Kさんやベッカムとも話をして、あたたかくて、ほんわかした雰囲気の楽しい夜だった。
 
ちなみにギョレメは、ワインの産地としても有名らしいです。

バルーーーン!!

今日は早朝に気球にのって、昼間はツアーに参加する予定だ。
気球にのってレッドバレーや、ローズバレー、ゼブラバレーを見て回る。
 
昨日に引き続き、またまた感動!!
 
昨日はあんなに汗だくで泥だらけで、大地を這いずり回ってたのに。。。
今日は、優雅に空からカッパドキアを一望する。
 
気球1 気球2 気球3   
気球ツアーは、色々あるが基本的に中身は一緒だ。
でも値段が違う。
じゃあ、何が違うかというと『パイロットの腕』だ。
 
間違いなくお勧めできるのは、エズエアーのハサンだ。
カッパドキアで最初の気球のパイロット。
気球は、各バレーの見所をスレスレで飛んでいく。
しかも全員が見えるように回転しながら。。
 
気球4 気球5 気球6 気球7
気球の乗客は自分以外は、ひとつの日本人ツアー団体だった。
ツアーは沖縄の定年退職者ツアーいった感じの方々だった。
着陸後にシャンパンで乾杯。
 
気球8
 

グリーンツアー!

宿で朝飯を食べてからツアーに参加。
紀元前400年以上前からあったという、デリンクユの地下都市を見学する。
この地下都市はアラブ人から逃れたキリスト教徒達が、一時期は4万人もすんでいたという程大きな地下都市で、礼拝堂や、学校や厨房等がある。
通気孔が地下まであり、想像よりも閉塞感や、息苦しさはなかった。
 
デリンクユの地下都市
 
ウフララ渓谷を散策して、昼飯を食べる。
清清しい空気で羊がいたりと、渓谷は綺麗だったが、観光客が捨てたゴミが目に付いたのが残念だった。
 
ウフララ渓谷1 ウフララ渓谷2
 
スターウォーズのロケ地にいき、
 
スターウォーズのロケ地1 スターウォーズのロケ地2
 
ピジョンバレーにいく。 
ピジョンバレー  
ツアーを終え、ホテルに帰ってチェックアウトを済ませる。ギョレメの街でツアーで一緒になった学生さんたちと、晩飯を食べてから、パムッカレ行きのバスに乗る。
ツアーで一緒だった学生さんたちも、違うバスだがパムッカレへ行くので、学生さん達とパムッカレで待ち合わせをした。
そして、明日の夜にいくセルチュクにW氏も行くそうなので、晩飯の待ち合わせもした。

パムッカレの近くのデニズリ

早朝の6時にデニズリのオトガルにつく。
次の目的地のエフェス(セルチュク)への電車のチケットを駅で買う。
オトガルで、ギョレメで一緒だった学生さん達と再会し、朝飯を食べる。
羊の胃袋のスープを飲む。モツを、ヨーグルトで煮込んだかんじだった。
それにしてもトルコのパンは旨い!
エルメッキという世界で一番おいしいパンらしい。
いつもレストランではバケツ一杯ぐらいでてくる。
 
朝飯
学生さん達と別れ、先にパムッカレ村に向かう、麓の村の郵便局『PTT』で両替をしたが、予想通りトルコも郵便局員はとろかった。
 

パムッカレ!

結構早くきたのでパムッカレの石灰棚には人がまだほとんどいない。
独り占めでーす。
石灰棚は素足で歩かなければいない。結構足の裏い痛い。
 
パムッカレ1  パムッカレ2  パムッカレ3
パムッカレの石灰棚の上に、あるヒエロポリスは、まだ人がいない静かな佇まいが素晴らしかった。
 
ヒエロポリス1 ヒエロポリス2 ヒエロポリス3
人のいないパムッカレで、学生さんと再会し、パムッカレの絶景を前にワインを飲む。
その後、遺跡の中にある温泉プールにで泳ぐ。
深いところでは水深4Mもあり、水中眼鏡を借りて遺跡の柱の下を潜ったりと楽しかった。
 
ヒエロポリス4 ヒエロポリス5
昼過ぎに遺跡を離れて、バスでデニズリに戻り、鉄道でセルチュクに向かう。
電車の中はまさに、『世界の車窓から』の世界だった。
あの曲が頭の中に流れ続ける。
 
世界の車窓から1 世界の車窓から2
途中から向かい合わせで座ったデブのおっちゃんと1時間ぐらい話す。
おっちゃんは英語がほとんど話せなかったが、1時間以上、なんやかやと話をしていた。
結構ツーカーの仲になった。
小学校の先生らしく、生徒も一緒の電車に乗っていて、何人も席に来ては会話に参加してくれた。
小学生は、先生とのツーカーの仲をみて本気で「トルコ語なんでわかるの?」って不思議そうな顔をしていた。
 
この旅では、言語が通じないけど、コミュニケーションが出来ることがよくあった。
人間って不思議だ。
言葉が通じてもコミュニケーションが成り立たない人も結構いるのに。。。
 
それにしてもトルコ人って、人懐っこい人たちだ。
 
セルチュクでは、ギョレメで約束してたW氏と駅で会えた。
W氏と飯を食い、エフェス情報を聞いて、翌日の計画を立てる。

エフェス遺跡

朝飯を食べてからエフェス遺跡にいく。
エジプトの遺跡と比べると見劣りしたが、思ったより大きな遺跡だった。
ただし繊細さでは、エフェス遺跡のほうが数段上だった。
自分がたっているこの場所に、違う時間には、プラトン・アレクサンドロス大王・クレオパトラ・聖母マリア・12使徒のヨハネが訪れたそうだ。
 
エフェス遺跡1 エフェス遺跡2 エフェス遺跡3
 
エフェスからセルチュクに戻り、W氏と一緒にバスでイズミルへいく。
他のバス会社のおじさんが親切に、オトガルからタクシーでセルチュクの中心地まで連れて行ってくれた。いい人だった。
 

エフェス遺跡

イズミルはモデルの出身者が多いというトルコでも新しい街だ。
観光地ではないから観光客を見かけなかった。
エーゲ海沿いを歩き、市場をブラブラと観光する。
 
イズミル1 イズミル2 イズミル3 イズミル4
 
晩飯を食ってから、イスタンブールへの夜行バスにのる。
バスに乗る前に話しかけてきたレバノンの少年、トニーがやたらと馴れ馴れしくしてくる。
英語があまり上手くないから、どういうつもりかわからないが、ずーっと着いてくる。
友達が欲しいようにも見えるし、何かを企んでるようにもみえるし。。。うーん。
考えるのが面倒くさい。寝よ。

トニー

バスは、イスタンブールに6時半に到着。
今日はついてないなぁ。雨だ。
眠い目をこすりながらバスを降りると、トニーがW氏の荷物を知らないおっさんに渡している。
おっさんが荷物を持ってずんずん進んでいく。
思わず朝から声を荒げると、おっさんがビクッと振り向いてとまる。
荷を取り上げると、おっさんがトニーに文句をいっている。
どうやらトニーはタクシーに乗ると思って気を利かして荷物を渡しただけらしい。
ただのミスコミュニケーションだったが、正直めんどくさいので、W氏がいない間にこの場でトニーに少し強めに別れを告げる。
寂しそうな目をして、チョット可哀想な気がしたが、旅の最後で変なところ気を使うのは嫌だったのでしょうがない。。

イスタンブール

荷物をバス会社に預けて、彼に別れを告げ、イスタンブール観光にいく。
ボルボラス海峡と、金閣湾を通勤用の船で渡り、観光をする。
 
ボルボラス海峡と金閣湾
 
そして新市街観光にガラタ塔にのぼりアジア、ヨーロッパ側の大陸を見渡す。
 
ガラタ塔 ガラタ塔からの風景
 
大陸でアジア・ヨーロッパをつなぐ接点と、エーゲ海(ヨーロッパ)と黒海(ロシア)をつなぐ接点が、まさにここイスタンブールなのだ。
軍事的・政治的・商業的な要衝だということが、実感できた。
 
ギリシア帝国時代エーゲ海と、黒海をつなぐ海路は非常に、重要だったそうだ。
ギリシャの中心地アテネは、小麦の消費のほとんどを黒海周辺からの輸入に頼っていたようで、ボルボラス海峡を押さえることでアテネへの食糧供給路を絶つことができたのだ。
 
現在でも、文化的にはヨーロッパと中東の架け橋として非常に重要な位置を占めているように思える。
EUにはいまだ加盟できていないが、今後EUがイスラム諸国と付き合っていくために、そして現在増えつつある
EU内にいるイスラム教徒との付き合いかたのモデルとして、トルコの果たす役割は大きいのではないかとおもう。
 
その後、グランバザールに行き、今日日本に帰国してしまうW氏とオトガルで別れる。
オトガルで荷物をピックアップしてホテル探しに向かう。
一番初めに目をつけていたホテルは満室で、その周辺の宿をさがすことに、日本語がメチャメチャ流暢なおじさんが話しかけてくる。
そのおじさんは、宿をやってたけど、今は改装中でやってないとのこと。
おじさんは15年くらい日本に住んでて、外タレを日本でやってたそうだ。
大沢たかおの出ていた深夜特急に出演してたらしい。
 
そのおじさんの紹介で、二軒となりの宿に結局泊まることに決定。
オーナーは28歳で元カノが日本人だったという、、親の反対で別れたそうだ。
結構いい人だった。
そして、いい部屋だ。
この旅で初めてTVがある部屋だ。
 
4~6世紀頃に作られた地下の貯水池である地下宮殿を見学。 
地下宮殿1 地下宮殿2
初日に入れなかったトプカプ宮殿にも訪れた。
 
トプカプ宮殿
グランバザールとエジプシャンバザールや、街を歩きお土産を買い漁る。
 
グランバザール
夜は韓国料理屋で飯をたべた。
トルコでは、多くの韓国人観光客が幅を利かせていた。
韓国人宿というカンジの安ホテルを各地でみた。

最終日
朝、街中を散歩する。
今日が旅行最後の日だ。 
イスタンブール1 イスタンブール2
 
10:50のシャトルバスで空港へ向かう。
イスタンブールの空港でも免税店でお土産をかう。
 
空港で、カイロからイスタンブールの飛行機の中で隣の席になったツアーガイドのK氏と再会する。
そして、カッパドキアで出逢ったHさんとも再会する。
Hさんはイスタンブール→カイロ→成田の飛行機が一緒だったので、日本まで一緒に帰ることになった。
 
カイロでのトランジットのときに、トルコで買った酒を、『液体は持ち込み禁止だ』
と没収されそうだったが、エジプトの適当さ加減をしっていたので、「いいじゃん、いいじゃん」というと、「OK、バクシーシ」と金を要求してくる。
何はともあれ、お土産のお酒は通過出来た。
 
トランジットの手続きでも、またひと悶着。
忘れてた。。。。
そうだ、エジプトだ。
相変わらず、タフな国だなぁ。。。
 
待合室で、エジプトのルクソールで出逢った学生さんにも再会、彼はイスラエルに行ってきて、ちょうどカイロから帰るところだったそうだ。
 
当たり前のように、飛行機も2時間遅れで出発。
一路東京へ!!!ぐっばい たーきー あんど、えじぷと!!

イスラム

イスラム国家を初体験!
原理主義者の暴挙の印象が拭えないのは事実だが、悪い宗教じゃないなと感じた。
 
イスラム教を作ったムハンマドは、『商売人』出身の国際派の『政治家』であり『軍人』でもあった。
かのナポレオンも尊敬していた男だそうだ。
そして、いまでは世界の人口の20%の約13億人がイスラム教徒だ。
 
エジプトでのイスラム教は、人々の生活を円滑にいかせるの宗教という意味で、原始的な宗教の役割をいまも担っているように感じた。
基本的に暴力的でもなく、平和を望むいい宗教だと感じた。
 
私の人生で大事なものベスト10には食い込むであろう『酒』を禁じている事を除いてはいい宗教だなぁと思う。

トルコは政教分離を宣言していることもあり、あまりイスラムを感じる場面に出くわさなかった。


喧嘩!!と、人付き合い

今回の旅で何よりも強烈だったのが、エジプトの商人(?)の強引さと、傲慢さ。
 
目の前のひとの気持ちを考え、相手の機嫌に添えるように行動してしまう自分の弱さ。
 
断るときも「NO」とはいえたとしても、相手のことをきにして強くは断れない『弱さ』を自分の中にみつけた。
そこに付入る悪意の人々。
結果として今回の旅では、積極的に自分を騙そうとする悪意の人々への対応を学んべたと思う。
 
初日にエジプト人にまんまとやられた。
タクシーの運ちゃんや、ラクダ商人のおっさん達にだ。
2日目から、考えを変えた。
自分の気持ち優先に行動をする。
 
もちろん友人関係の中に持ち込んだら、非常によくない考えだと思うが、自分を騙そうとする人や、自分をなめている人間には有効な心構えだとおもった。 
 
エジプトでは、「アイム アングリー!!」といってくるおっさんや、店に行ってなにも買わずに帰ろうとすると、腕を掴んで睨み付けてくるオニーちゃん達や、数人で囲んで「金だせ」といってくるおっさん達がいた。 
 
そういうナメタ輩とは、正面からぶつかった。 
日本ではやったことがない程、怒ったり、喧嘩をした。
もちろん口喧嘩。手は出してません。空手家として(笑)
 
でも、よく見るとエジプト人同士もはしょっちゅう、口喧嘩していた。 
これがエジプト流なのかも?? 
 
ちなみにエジプトで、話かけてくる人の8割はいい人です! 
悪意をもっている人も、ガラが悪いだけ、そんなに危険な人達じゃなかった。
 トルコは、話しかけてくるが紳士的で、エジプトのような粗暴さがなかった。

ユーロ

エジプトにしても、トルコにしてもユーロが流通していた。
そして貨幣として強い。高い。。
何でこんなに強いのユーロ??
次回はヨーロッパ旅行に行きたい!

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◎ プロフィール
HN:
KAM
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1979/10/15
職業:
コンサルタント
趣味:
旅行・写真・空手・ギター
自己紹介:
はじめまして、KAMと申します。
自分の経験が誰かの役に立てばいいなぁと考えて、このサイトを立ち上げました。
旅行記を中心に自分が感じたこと、考えたこと、経験したことを少しずつ書き溜めていこうと思ってます。
ゆっくり、少しずつでも更新していこうと考えていますので、是非ご愛顧ください!!
02'09 マレーシア (クアラルンプール/コタキナバル)
03'09 インドネシア (バリ)
04'05 シンガポール
05'02 アメリカ (ハワイ/LA/サンディエゴ/サンフランシコ/サンタバーバラ)
05'07 メキシコ (ティファナ)
05'11 台湾 (台北)
07'03 エジプト (カイロ/アブシンベル/アスワン/ルクソール)
07'03 トルコ (イスタンブール/カッパキア/セルチュク/イズミル/パムッカレ)
07'05 タイ (アユタヤ/バンコク)
07'05 カンボジア (シェムリアップ)
07'08 韓国 (ソウル)
07'12 デンマーク(コペンハーゲン)
07'12 スェーデン(マルメ)
07'12 イギリス(ロンドン)
07'12 ベルギー(ブルージュ/ブリュッセル)
07'12 オランダ(アムステルダム)
07'12 ドイツ(ベルリン/デュッセルドルフ/ハイデルブルグ/ローテンブルグ/フュッセン/リンダウ)
07'12 チェコ(プラハ)
07'12 オーストリア(ウィーン/ザルツブルグ)
07'12 ハンガリー(ブタペスト)
07'12 イタリア(ベネツィア/フィレンツェ/ピサ/ローマ/ミラノ)
07'12 バチカン市国
07'12 モナコ公国
07'12 フランス(ニース/アルル/アブィニヨン/モンペリエ/ボルドー/パリ/モンサンミッシェル)
07'12 スペイン(バルセロナ/コルドバ/マドリッド/サンセバスチャン/ビルバオ)
07'12 モロッコ(タンジェ/マラケッシュ/カサブランカ)
08'01 ポルトガル(リスボン)
08'01 ルクセンブルグ(ルクセンブルグ)
08'01 スイス(インターラケン)
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