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旅行記を中心に、管理人KAMの人生に影響を与えた経験や本、映画等々を紹介していくブログです。

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SPIN A GLOBE

旅行記を中心に、管理人KAMの人生に影響を与えた経験や本、映画等々を紹介していくブログです。

【旅行記】

LA旅行記 ( 36 ) 
2005年7月2日~8月5日
UCLAのドミトリーに住み語学学校『UCLA Extension』に通った日々と、LAで出逢った留学生の友人達と西海岸を旅行した思い出の日記です。

 エジプト旅行記 ( 9 )
2007年3月9日~3月17日
初めてのバックパックを背負っての旅行。
航空券以外の一切の事前予約なし!の気ままな行き当たりばったりの旅。
エジプト人に鍛えられて、ちょっと精神的に強くなれた気がした旅でした。


 トルコ旅行記 ( 10 ) 

2007年3月17日~3月23日
エジプト旅行の続きからそのまま、トルコ旅行へ。
もちろんエジプトに引き続き、一切の事前予約なし。
文化や、人種や、宗教の交差点イスタンブール、絶景の奇岩石群カッパドキア、パムッカレ等々を訪れた際の日記です。

 タイ/カンボジア旅行記 ( 7 )
 2007年4月29日~5月4日
GWを利用しての一人旅。
航空券以外の一切の事前予約なし!の気ままな行き当たりばったりの旅。
前回同様、航空券以外は一切の旅行前の事前予約なし。
しかも今回の事前準備は日本とタイの往復チケットのみで、カンボジアのチケットは、取っていない。
行き当たりばったりの旅。
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LA旅行について 
2005年の夏に5週間の長期休暇をとり、ロサンゼルスへ語学留学してきた。
UCLAのドミトリーに住み語学学校『UCLA Extension』に通った日々と、LAで出逢った留学生の友人達と西海岸を旅行した思い出の日記です。
 
UCLAでは、トルコ人と二人で一緒に住み。
西海岸を旅行では、韓国人2人と台湾人2人と5人と一緒に旅行をした。
刺激に満ちた5週間、自分にとって海の向こうの象徴的存在だった『アメリカ』という国を垣間見て、自分の中で何かが変化した気がしました。
その変化は心地好く、発展途上の自分に出会えたことが最高に嬉しく思えた。
 
 
友人達

留学中にはたくさんの人々に出会うことができた。
留学先の学校で知り合う留学生が多く、アメリカ人と友達になる機会に恵まれなかったが、 出会う人は例外なく、すがすがしく、とてもいい人達だった。非常に運が良かったと思う。
素敵な経験、思いでが作れたことに、出会った人達の全てに感謝したい。
 
チャーリー
台湾の女の子。大学院生。
私と同じ年で、午後のクラスが同じだったので、授業の後によく一緒に遊びにいった子。
チャーリーのブログも同じ日のことが書かれているので、合せて読んでみると楽しいですよ。(中国語が読めればですが・・。私は読めません。)
 
ニック
韓国の男の子。大学生。

おちゃらけたところもあるが、真面目でとても礼儀ただいい奴。 ナイスガイ。
 
オノ
トルコ人の男の子。大学生。 アダナはメノー。
ドミトリーで4週間を一緒に生活した奴。基本的にいい奴。
でも、なかなかコミュニケーションが難しかった。異文化の難しさを教えてくれた。
   
ルル
台湾の女の子。私の一つ年上。
チャーリーの大学院の先輩しっかりもので、ロサンゼルスの別の街で語学学校にかよっていた子。
行動派で積極的だけど協調性もある子。
 
スージー
韓国の女の子。大学生。
ニックの2つ年上で、性格がものすごく日本人っぽい子だった。
旅のあいことば「Everything OK」を言い出した子。

出発!! 

旅立ちは、7月にしては肌寒い日だった。
留学に対する不安と、期待でテンションは高かったが、体調は最悪。
休暇をとるのに仕事で無理をして、体調を崩してしまったのだった。
 
成田でドルを自動販売機で買い、一通りの手続きを済ませて、熱でボーっとしたまま座席に辿りついた。
隣に客がいなかったから、広びろと座席を使えたのがラッキー。
ただ、熱があった為、ほとんど飛行機での記憶はない。朦朧としたまま、寝っぱなし。
 
ロサンゼルス到着!! 

LAX(ロサンゼルス国際空港)に到着し、すぐさま最初の試練の到来。
じつは初日のホテルを予約していなかったのだ。。。。

滞在先の寮の都合で、1日目は入れないってことで、どこかホテルを取らなければいけなかのだが、 『まっ、何とかなるかなぁー』という甘い見通しできてしまった。
案の定、アメリカでも世間の風は厳しかった。

空港から電話でホテルの予約に挑戦したが、英語が通じずに話している途中で一方的に切られる。
5件くらい電話して、全部切られてしまった。 冷たい・・・・。かなりショック。。
 
『日本語OK』表示のホテルも、日本語はまったく通じず。
『日本語OK』表示の意味が、ひとつもわからない。  
 
アメリカ冷たい。。
 
英語怖い。。。
 
すでにホームシック。。
 
 
熱の影響もあり、心も身体も弱っていたので、空港のベンチで一時間ほど休憩。
汗ばんだ体で、スーツケースを握り締めて、ボケッーとする。

体調は最悪な上に、この時点で既にココロが折られている。
 
気持ちを切り替えて、電話予約をあきらめて、直接交渉に!
『地球の歩き方』で調べ、ホテルの沢山ありそうなサンタモニカに移動することに決めた。

移動のために、ビッグブルーバスのバス停を探す。
空港は想像以上に広かった。一時間ぐらい歩きつづけたが見つからない。
電話の一件で、すでに外人恐怖症(この場合、オレが外人だが・・・)になっていたが、なんとか自分を勇気づけて、人に声を聞いてみることにした。
 
手始めに、空港の従業員(整備系?・清掃系?)っぽいヒスパニック系のおにーちゃんに、声を掛けてみた。
「ビッグブルーバスのバス停に行くには、空港バスに乗って外にでなきゃだめだよ」
おーっ、なるほど、ビッグブルーバスは、空港に乗り入れてないんだ。
ガイドブックには、まるで空港からバスが出ているようにかかれているたのに。
でも、空港バスのバス停って沢山あるけど、どれに乗ればいいのかな?
ちゃんと聞けばよかった・・。


空港のロータリー

今度は、また従業員風の黒人のおっちゃんに話かると、「4番の空港バスにのりな」と、 クール(ぶっきらぼう?)に教えてくれた。
いわれたまま4番の空港バスに乗り、ビッグブルーバス乗り場にたどり着いた。
いざ!サンタモニカへ! 

ビッグブルーバスの料金は75セントと割安。
さすがサンタモニカ市営バス。
名前のとおり大きな青いバスだった。
ちなみにキアヌ・リーブス主演の映画「SPEED」で、爆弾が仕掛けられたという設定になっていたのが、 このビッグブルーバス。
市民の足といった感じのバスで、旅行者丸出しで、大きなスーツケースをガラガラ引いているのは、 自分だけだった。
そんなに品のいいバスでもなく、治安が悪いってわけでもいが、始めてのアメリカのバスなので ちょっと用心深くなる。
しばらく観察していると少しずつバスの仕組みがわかってきた。

バスの中 

降りたい時には、日本のバスのボタンを押すのと同じように、壁につたっている紐を引っ張ればいいようだ。
ただ日本のようにバス停で止まるわけではなく、なんかみんな適当なタイミングで紐をひっぱていた。
紐を引っ張ってから、1ブロックぐらい進むと止まってくれるようだ。
 
しばらく乗ってると、全身刺青のおにーちゃんが、赤ん坊を抱きながら乗ってきた。
なにやら怖そうな刺青にーちゃんだったが、終止笑顔で赤ちゃんをあやしていて、いい人そうだった。
隣のおばちゃんたちと「かわいい赤ちゃんねー」といったかんじで会話が始まった。
自分を挟んで会話が始まったので、「あんたも可愛いと思うでしょ」と、自然と会話に巻き込んで話しかけてくれた。
無論、返答は「YES」。
 
会話の最中に印象的だったのは、刺青にーさんも、おばちゃんたちも本当にみんな気持ちのいい笑顔をしていた。
なんか、アメリカ人って話す時は、みんな笑顔だなぁーって感じた。
よく日本人は表情がないと本に書かれていたが、確かにこれだけ笑顔で話しをする人たちから見れば、日本人はみんな仏頂面に見えるんだと思う。
 
隣のおばちゃんがその後も色々と話しかけてきて、「旅行?」とか聞いてくる。
たどたどしく話す間おばちゃんは、理解しようと、私の目を見ながら聞いてくれる。
おばちゃんは、イミテーションっぽい大きな金のイヤリングをしていた。
上手く話せなかったし、なんか英語を話すのは、気恥ずかしかったけど、一生懸命話すとおばちゃんは色々と話 してくれた。
おばちゃん自身のこととか、おばちゃんがサンタモニカの町を愛してることが良くわかった。

ホテル探し
 
サンタモニカは、典型的な観光地で、みんな軽装であるきまわっていた。
そんな中、大きなスーツケースを ひきずって街の中をホテルを求め彷徨った。
サンタモニカは、「プリティ・ウーマン」「ターミネーター2」「SPEED」等のロケ地に使われた場所だ。
大きなホテルにいくと、週末なので結構高い。
近くにあるちょっとこじんまりしたホテルも150ドルもする。
結構高い。
体調がよくない中を、これ以上スーツケースをもって歩き回りたくないので、一泊目はそこに決定した。

ホテル概観

受付の人も素敵な笑顔をするおばちゃんだった。
私のたどたどしい英語に、素敵な笑顔で対応してくれたのが印象的だった。
部屋に荷物をおいた後に、街にでた。
曇っていたし、夕暮れだったからか、そんなに人はいなかった。
サードストリートプロムナードをプラプラしてみるが、普通のショッピングセンターで目新しいものは特に何も見つからなかった。
テンションは上がらず、熱だけ上がってきた。
日も暮れたし、ホテルに戻ろう。
ホテルに帰ってみると、なんと、鍵をインロックしていた。。。。。
熱でボーッとしているとはいえ、かなりドジです。。
 
すぐにホテルの受付にいったが、すでにしまってる。。。。
受付の人は、既に帰っているようだ。
「用があれば、インターフォンを鳴らせ」と書いてあるのにいくら押しても返事無し。。。。
しばらく途方にくれて、部屋の前で立ち尽す・・。
人生でベスト10に入るぐらいに『ドウシヨウ』という言葉が頭の中を駆け巡る。
 
どうしようもない。
とりあえず、隣の店にいってみよう! 
隣の店のバーのおっちゃんに助けに求めていった。
結局、バーのマスターに管理人のいる場所まで案内してもらって、部屋を開けてもらい一件落着。
何とかベッドに辿りつけた。
疲れた・・・。

サンタモニカ早朝散歩

今日は滞在先のUCLAの寮まで移動して新生活のスタートを迎える日だ。
昨夜は寝るのが遅かったのに、朝は早く目が覚めてしまった。たぶん時差の影響なんだろうなぁ。

せっかく早起きしたので、とりあえず街をプラプラ散歩することにした。
まだ店は閉まっていてく、人も車もいない。
意外と7月始めのLAは肌寒くて、長袖の上着を羽織っていないとだめだ。

車がいないから信号を無視して朝の散歩をしていると、道行くおじさんに怒られた。。
なんか、あたたかい街だな。
日本じゃ、街で他人を怒るおじさんなんていないしな。
(ただの変わり者のおじさんかもしれないけど。。。)

歩いてるだけだと、手持ち無沙汰なので、デジタル一眼レフでパシャパシャと写真をとりながら歩く。
サンタモニカピア(桟橋)や、パシフィックパーク(小さな遊園地)などの有名どころを見てから、 ビーチを散歩してする。

ビーチには遊具みたいなものが沢山あった。


サンタモニカピア サンタモニカ花

後でガイドブックを読んでみると、この辺はマッスルビーチという結構有名な観光スポットだったようだ。
日中には上半身裸のマッチョなオニーさんがウロウロしているのだ。
一度くらいはちゃんとしたとこで食べておこうと思い、朝食は隣のリッチなホテルでバイキング形式で食べた。
朝飯

UCLAのドミトリーへ
昨日フロントのおばちゃんに教えてもらったWilshire Blvd.のバス停までいく。
UCLAまではほぼ一本道でWilshire Blvd.をずっとまっすぐに進むだけだった。
(そうそう、このBlvd.って、boulevardの略なんですが、この単語自体を知らなくて結構困ることがあった。
なんかブルーバードって聞こえるから、「青い鳥??」とチンプンカンプンだったけど、「通り」の ことだった。
Wilshire Blvd.で、ウィルシュア通り。)

バスをどこで降りていいのかわからなかったので、とりあえずUCLAのゲートで降りて、警備員(バイトの学生みたいだが・・。)
に寮までの道を教えてもらった。
ゲートから寮(ドミトリー)までは以外に遠くて15分くらいかかった。

UCLA_Gate 

ドミトリーにつくと、事前の部屋の予約が上手くいってなくて、かなり待たされる。
受付も夏休みの学生バイトっぽい子だった。
しばらく学生達が何人かで話したあった挙句、『予約が見当たらないから、とりあえずどっかの部屋に入れておこう』という
かんじで適当な部屋に案内された。
Rieber Hallというドミトリーの最上階の角の部屋だった。

予約と違って3人部屋だ。。。。
ジョアンナとブライアンの部屋で、男と女の部屋のようだ。。。。。。
部屋には二人はいなかったが、女の子のいる部屋にしては飾りっけがなく素朴なかんじだった。
とりあえず見晴らしは良い部屋だ。
でも、今後の生活を左右するのはジョアンナとブライアンにかかっている。
UCLA夜景 

帰ってこないが、おなかも減ったのでとりあえず、食堂に行く。
食堂は、広々とした感じのいいところだ。

一人でいても英語の勉強にならないので、思い切って隣の席の女の子に話かけて、一緒にご飯を食べることに。
予想どおり、上手く会話できない。
ウィットニーという名前のかわいらしい金髪の女の子で、見た目から同い年ぐらいだとおもって話して いたが、年は18歳だった。
会話の内容は、『彼女の専攻の文学について』と、『なぜ日本人は若くみえるのか?』だった。
明らかに退屈そうだった。
最後まで笑顔でいてくれたのがせめてもの救いだった。
テンション下がるなぁ。

食堂からの部屋に戻る途中の廊下で、自販でジュースを買ったが、ジュースが出てこない。
踏んだり蹴ったりだ。。さらに、テンション下がる。
フロントに行って、とりあえずお金だけは返して貰った。

まだ部屋には二人が帰ってこない。
そもそも帰ってくるのかどうかもわからない。
体調もまだよくないので、書置きドアに貼り付けて寝ることにした。

熱・風邪

体調が回復しない。
むしろ悪化しているのではないか?
時差なのせいのか、熱のせいなのかわからないがとにかく、だるい、眠い、つらい。
ファーマシーに薬を買いに行くが、何をかっていいのかわからない。。。

薬剤師らしき人に症状を話すと、これとこれを買え指示をだしてくれる。
考える余地もなく、ご指示のとおりに購入。。

アメリカでは『風邪薬』といった薬はなく、症状ごとにそれを抑えるための薬がそれぞれにあるらしい。
咳がでるなら、「咳止め」。
喉が痛いなら、「喉の薬」。。
頭痛がするなら「頭痛薬」といった具合だった。。
日本で病院で処方してもらうのと同じように、症状ごとに薬をかうようだ。

薬 

ファーマシーに薬を買ったあとは、UCLAの周辺のウエストウッドの街をぶらぶらしてから、ドミトリーに帰る。

街並 街並2

ジョアンとブライアン
ドミトリーでウトウトしていると、ジョアンが帰ってきた。
寝ぼけながら握手。
ジョアンナと勝手に読み間違えて、女性だと思い込んでいたが男だった。。
ジョアンナではなく、ジョアンだった。
そりゃそうか、大学の寮で同棲ってないよな。 

そして彼は明らかに、何らかのヲタのようだ。。
ヲタの雰囲気は世界共通のようだ。
ブライアンも帰ってきた。
二人ともアメリカ人だがチャイニーズ系のアニヲタ(アニメオタク)だった。。
ジャパニーズアニメーションは世界を席巻しているようだ。スゴイ。
Brian&Jhoan 

二人は別々のアニメフェスティバルに行っていたとのことで、アニメ話でなにやら盛り上がってた。
二人がひとしきりアニメ話し終わったあと、二人と話をしてみたが噛み合わない。
学食に晩飯を食べにいって、二人が気を使って会話をしてくれるが、まったくかみ合わないし、 もりあがらない。。
部屋に帰っても、二人ともPCに向かい、あまり会話がない。
体もしんどいので先に寝させてもらうことにした。

明日はマイケル(学校の運営側の人)のところにいって、なにが何でも別の二人部屋に移動させてもうことをココロに誓う。


クラス分けテスト
今日はクラス分けのテスト、相変わらず風は治らず、咳は止まらない。
テストの開催場所は、キャンパス内のSproul Hallという会場で150人ぐらい収容できるホールだった。
UCLAExtensionの参加者は、アジア圏の人が多いが、南米やヨーロッパからの学生もそれなりにいた。 テストはとにかくテンポが速かった、ペースについていけず全部埋めきれなかった。

キャンパスツアー
テストの後にExtension講師に先導されてキャンパスツアーに行き、UCLAの主だった施設とかExtensionの教室を回った。
UCLA1 UCLA2

何人かと知り合いになった。 
キ・サン
韓国のシャイな19歳の少年だが、なんか大学時代のゼミ友達の「フッチー」に似ていて親近感をもった。
レン
親の仕事の事情でLAへきたという韓国の女の子20歳。ジャニーズ好き
オーストリア人
名前忘れた21才だったかな、いいやつっぽいがシャイで静かで、あまり話しをしなかった。
レイ
台北出身の可愛い女の子だった。

キ・サンとレンと、バーガーキングで飯を食べてから帰る。
韓国の少年少女と、日本のアニメの話で盛り上がる。
ドラゴンボールや、ハンターハンターや、NANAなど、韓国人はみんな知っているらしい。

サクソンスィート
部屋に帰ると、ようやく部屋の移動が叶い、サクソンスィートに移動!!
広いし、かなりいい!!
しかも今のところ誰もいない。
4人部屋独り占め! 
Saxon1 Saxon2

なんか水漏れしてるけど・・・。

とりあえず、生活に支障をきたす部分だけ拭き掃除してから、寝る。
出歩いたからか、体調が悪化してきた。。
翌日だか翌々日に知らないうちに水漏れの処理はやってくれていた。

ダウン

朝は夏でも冷え込む。
気候のせいなのか、体調が治らない。
熱が結構ある気がするが体温計がないからわからない。
ドミトリーで独り孤独に体調を崩すのは辛い。。。

午前中にチョロッと出かけて、薬と、食べ物と、飲み物を買いに行く。
帰りにドミトリーの周りを散歩すると、ドミトリーの周りには木々が生い茂り、リスがいたりと自然がいっぱいだ。 
Saxon Saxon

部屋に帰ると昼から夜まで寝っぱなし、熱が結構高いらしく意識も朦朧としていた。
とにかく一日寝ていた。

ルームメイト登場!!
夜中に話し声で目が覚めた。
隣の部屋から、何語かわからないが話声が聞こえてきた。
時差の影響か、熱で変な時間に寝ていたからか、まだ時間感覚がないが、外は夜だ。
時計を見ると2時だ。深夜2時らしい。

おそるおそる隣の部屋に顔をだすと、見知らぬ中東系の青年が携帯で話をしていた。
ルームメイトのようだ。
夜も遅いので、ちょっとだけしか話していないがいいヤツそうだ。
熱のせいか、眠気のせいかわからないがあまり何を話したか覚えてない。

朝の7時から一緒に朝飯を食べにいくと、結構人懐っこい奴で、いいやつそう。
トルコの青年のオノ。 
Ono

初登校!
そして、オノが来たその日は初登校の日だった。
オノは諸事情でクラスわけ試験は受けれなかったが、なんとかいいクラスに入れたようだった。

朝のクラスでは、初めてということで、グループ内での自己紹介が授業内容だった。
比較的に日本人の多いクラスに入ってしまったようだ。
同じグループだったのは、アジアンばかりでした。
ちなみに7月なのでそんなに日本人は多くないが、8月は日本人だらけだそうだ。

サトコ (日本人)大分放送の元女子アナ
ユースケ(日本人)学生さん
ジン  (中国) NTTにつとめてた女性
エミリー(韓国) 可愛い女の子 
Ono

午前のクラスが終わった後に、だれかを昼飯に誘おうと思ってたが、トイレに行ってる間に一人に
なってしまったので、仕方なしに一人で食べることにした。

チャーリーとの出逢い
昼飯は学校の目の前にあるサブウェイで食べることにしたが、空いてる席がないから、
8人がけのテーブルに2人しか座っていない席に、合い席をさせて貰って食うことにした。
すると、合い席になった台湾の女の子が話しかけてきた。
それがチャーリーだった。
チャーリーは、この後行動をともにすることになる友達だ。
始めの印象は、特にないというか、覚えていない。
なんの話をしたかも忘れてしまった。

午後のクラスは、偶然にも昼飯を一緒に食べたチャーリーが同じクラスだった。
クラス終了後、オノと待ち合わせして帰る。
帰ってからは、コインランドリーで洗濯して、必要書類のコピーをとったり雑用をこなす。
オノと二人でWestWoodの街をぶらぶらするが、結構会話は弾まない。
風邪はまだ咳きがでるが、だいぶましになっていた。

晩飯を学校の食堂で食べてから、オノと二人で中庭でタバコをすいながら人間ウォッチング。
なんか大学生に戻ったみたいな、暇さだ。
オノと『ブラジル系の女の子は可愛いなぁ』という話で、初めて意気投合。
人種も、文化も、宗教も違うのに、やっぱり男は男なんだなぁと実感。。

メノーとウフク

朝5時に目が覚めた。
まだ時差の影響があるのかもしれない。
7時からメノー(オノのアダナ)と、朝飯を食べにいく。

メノーのクラスメイトのブラジル人とドイツ人の女の子達と飯を食べてから、4人で一緒に校舎まで通学。
メノーはシャイかと思えば結構やり手かも知れない。
いつの間にか朝の一緒に行く約束してたようだ。

授業は発音の練習や、聞き取りや、アメリカ独特のいいまわしを教えてくれた。

チャーリーが、週末にみんなでとユニバーサル・スタジオに行こうと誘ってくれた。
ただ、メノーと先に週末はサンタモニカにいこうと約束していたのだ。

そこでチャーリーがメノーも一緒に誘ってユニバーサル・スタジオいこうという提案をしてくれて、
メノーを説得するためにチャーリーを連れてドミトリーに戻り、メノーに話をすると、メノーはあっけなくOK。

ただ、一緒に行くわけではなくて、メノーも別の約束ができたから別行動したいということだった。
別の約束というのが、ブラジリアンの女の子とサンタモニカのビーチに行く約束のようでメノーはご機嫌だった。

その後で、メノーはトルコ人の友達を数人部屋に連れてきた。
昨日まで、メノーは
「何で留学に来て、同じ国同士ででつるんでるんだろうなぁ。」
とぼやいていたが、やっぱり寂しさには勝てず同郷でつるみはじめたようだ。

ごつい、おっさんみたいなトルコ人が部屋にたむろしていた。

ちなみに、写真はメノーとウフク、おっさん面だけどまだ成人してません。。。。

ユニバーサル・スタジオに一緒に行こうといっていたジンはなにやら事情があるということで
急遽不参加になり、3人でいくことになった。

ハイランド・ハイウェイへ
今日は、ユニバーサル・スタジオに行く日。
朝ちょっと早めにドミトリーを出て、ハイランド・ハイウェイ駅でチャーリーと待ち合わせをしているのでバスで駅まで向かう。
メトロバスでハイランド・ハイウェイ駅の近くのバス停までいって、そこから徒歩で駅までむかう計画だ。

メトロバスに乗るときに『ハイランド・ハイウェイの近くになったら教えてね』って言って乗り込むと、バスの運転手の大きな
おばちゃんが早口で怒り始めた。
一瞬なんでおこってるのかわからなかったが、運賃を間違えたようだった。

何回か乗ったビッグブルーバスの運賃とを払ったが、メトロバスの方が少し高かったのだ。
バスの運転手のおばちゃんは、ものすごいお尻の大きな黒人女性で、ソウルシンガーのような体格をしていた。
怒ると、日本のおっさんよりも数段迫力がある。

怖そうなおばちゃんはだったが親切な人で『そろそろよ』とか、色々と声を掛けてくれた。
バス降りるときも、わざわざハイランド・ハイウェイ駅までの道順まで教えてくれた。

最寄のバス停から、教えられたとおりにハイランド・ハイウェイ駅のまで歩いていく。 
ハリウッドハイランド
歩いていると同じバスを降りた、サングラスをかけた怪しいおじさんが後ろから一定の距離でついてくる。

サングラスおじさんは、駅の近くまでいったところで、一気に距離を詰めてきて、不意に真後ろから肩を叩いてきた。
身構えるオレ。。。凍てつく空気。。。

「駅はあそこだよ。」
と駅を指差すサングラスおじさん。

「サ、サンキュー」
ありがとう、サングラスおじさん。
警戒して、ちょっと睨みつけてしまってごめんなさい。
親切な人だったんだ。

結局30分ほど、早く着いてプラプラしていると、黒人女性のホームレスがよって来て、
「おなかが空いた。何日も食べてないのぉ」といってきた。
身長は、175cmぐらいでガリガリで、本当に何も食べてなさそうだった。
施しをするのが、正しい行いなのか、どうかわからなかった。
人に物乞いをされるのは、初めての体験だった。

場所が場所なだっただけに、ハリウッドで日本人がカモにされてる気がしてなら
なかったから、お金は渡さないことにした。
彼女の物乞いしている時の眼が印象的だった。
彼女の眼には、光がなく悲壮感があった。
ちょっと、こっちも悲しくなるような眼をしていた。

しばらく待つと、チャーリーとその友達のルルが来た。
地下鉄に乗る。
ルルとは初めてあったけど。
この子もいい子そうな子だった。
アメリカの地下鉄は、初めて乗ったが、改札も無く切符を買わずに乗れる代物だった。
もちろん代金は払う必要があるけども、チェックする仕組みがないのだ。
意外と性善説の国なんだ。。

ユニバーサル・スタジオ
駅からは、ユニバーサル・スタジオまでは専用のバスが出ていた。
中に入って、乗り物に乗ってみて、外人のテンションの高さに驚いた。
アトラクションに乗るたびにワーキャー騒ぎまくり。。
元気だなぁ。 
ユニバーサルスタジオ1 ユニバーサルスタジオ2 ユニバーサルスタジオ3 ユニバーサルスタジオ4

日本人ってアミューズメントパークいっても受動的に楽しまされているけども、

アメリカは、自分達から『楽しんでやるー』という積極性を感じた。
ユニバーサル・スタジオは、大阪のUSJにも行ったことがあったが、日本のUSJとはまったくの別モノだった。 
敷地の広さも、アトラクションの多さも、全くスケールが違った。 
ユニバーサルスタジオC 
満喫したころに、チャーリーとルルの台湾の友達が車で迎えに来てくれて帰る。

駅まで送ってもらって別れる。

SUSHI
帰りに腹がへったのでスシを食べてから帰った。
予想はしていたが、スシが日本の寿司とは全く違っていた。

板前さんに「握りありますか?」って日本語で聞いたら、板さんからは、「アイムナットジャパニーズ」と返答。
何人だ?中国人か、韓国人か?
外人からしたらアジア人は皆同じに見えるから、アジア系を厨房に立たせておけば、なんかそれっぽく見えるんだろうな。

隣では、「I love sushi!」といって、寿司とは言えないご飯に刺身を挟んだ物体を食べてるおじさんがいる。
なによりも驚いたのは、寿司のメニューが、今までに見たことのない巻き寿司ばかりだったこと、
そして、醤油の味が薄い事、山葵が辛くないことだ。

とりあえず頼んで出てきたのは、ご飯に刺身を挟んだ物体だった。
オレでも作れるよ。コレ。

でも、久々にアサヒビールを飲めたのでいちおう満足。
店員の人は、昔日本で英会話の先生していたとかで、日本語を話せたので、10日ぶりの日本語での会話も堪能できた。
かえってシャワーを浴びてると、メーノーが帰ってきた。

パーティー
今日は疲れたから、早く寝よ。 っと思った矢先に、トルコ人の友達が、少しずつ集まりだした。
メーノーは、『今日はパティーだ!』と言い出し、10~15人ぐらいのトルコ人がパーティーを始めた。
殆どが女の子だった。
酒を買い、タバコを吸い出す。

トルコ人よ国の宗教の戒律はどうしたんだぁ。。

どこから持ってきたか音楽もガンガンかけ始めた。
ビールを飲みながら、ベリーダンスを踊りだす。
ベリーダンスは、とてもセクシーだった。
自由を満喫する若いイスラム教徒達。
途中で、寮の警備隊がまわってきて、未成年の飲酒がばれてしまった。

代表者は、連絡先を書けといわれ、みんな親の金で留学に来ているので、親にバレると困るらしく、青ざめていた。
とり合えず親に連絡されようが、誰に連絡されようが、全く困らない自分の連絡先を書いて、一件落着。

若い衆は、全く反省していなく、次の遊び場所を探し始めた。
結局、学生だけのクラブのような家に踊りに行くことになり。
朝までメーノー達と踊り明かした。

六本木のクラブよりも、アグレッシブだった。

とにかく疲れた。。。

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◎ プロフィール
HN:
KAM
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1979/10/15
職業:
コンサルタント
趣味:
旅行・写真・空手・ギター
自己紹介:
はじめまして、KAMと申します。
自分の経験が誰かの役に立てばいいなぁと考えて、このサイトを立ち上げました。
旅行記を中心に自分が感じたこと、考えたこと、経験したことを少しずつ書き溜めていこうと思ってます。
ゆっくり、少しずつでも更新していこうと考えていますので、是非ご愛顧ください!!
02'09 マレーシア (クアラルンプール/コタキナバル)
03'09 インドネシア (バリ)
04'05 シンガポール
05'02 アメリカ (ハワイ/LA/サンディエゴ/サンフランシコ/サンタバーバラ)
05'07 メキシコ (ティファナ)
05'11 台湾 (台北)
07'03 エジプト (カイロ/アブシンベル/アスワン/ルクソール)
07'03 トルコ (イスタンブール/カッパキア/セルチュク/イズミル/パムッカレ)
07'05 タイ (アユタヤ/バンコク)
07'05 カンボジア (シェムリアップ)
07'08 韓国 (ソウル)
07'12 デンマーク(コペンハーゲン)
07'12 スェーデン(マルメ)
07'12 イギリス(ロンドン)
07'12 ベルギー(ブルージュ/ブリュッセル)
07'12 オランダ(アムステルダム)
07'12 ドイツ(ベルリン/デュッセルドルフ/ハイデルブルグ/ローテンブルグ/フュッセン/リンダウ)
07'12 チェコ(プラハ)
07'12 オーストリア(ウィーン/ザルツブルグ)
07'12 ハンガリー(ブタペスト)
07'12 イタリア(ベネツィア/フィレンツェ/ピサ/ローマ/ミラノ)
07'12 バチカン市国
07'12 モナコ公国
07'12 フランス(ニース/アルル/アブィニヨン/モンペリエ/ボルドー/パリ/モンサンミッシェル)
07'12 スペイン(バルセロナ/コルドバ/マドリッド/サンセバスチャン/ビルバオ)
07'12 モロッコ(タンジェ/マラケッシュ/カサブランカ)
08'01 ポルトガル(リスボン)
08'01 ルクセンブルグ(ルクセンブルグ)
08'01 スイス(インターラケン)
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