旅行記を中心に、管理人KAMの人生に影響を与えた経験や本、映画等々を紹介していくブログです。
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今日はカンボジアへ一気に移動だ。 5時起きでチェックアウトして、タクシーを拾いスワンナプーム国際空港へ。 カオサンでは24時間タクシーが拾える。 昨日も通った新空港には思っていたよりも免税店が沢山あり、朝早くから開いているところがたくさんあった。 カンボジアのシェムリアップへは、バンコクエアラインを利用する。 飛行機ではたまたま隣が日本人で、Sさんと出会った。 カンボジアのシェムリアップ空港は、小さなかわいらしい印象の受ける建物だった。 ガイドブックには入国管理官がボッタクリをすると書かれていて汚職の温床といったイメージをもっていたが、普通にビザを発給してくれた。 ただ、手続き自体は結構いい加減だった。 空港から市内までは飛行機で隣だったSさんとタクシーでむかう。 宿は、Family Guest Houseにした。本当にアットホームな家族がすんでいるゲストハウスだった。 ゲストハウスの人は、観光者摺れしていないいい人達だった。 部屋をチェックしてから、観光の交通手段とかを相談してみる。 ロビーと玄関のあいのこといった感じのスペースで、宿の女将さん風の女性と、その旦那さんっぽいおじさんと相談にのってくれた。テゥクテゥクというバイクに荷台をつけた乗り物を一日レンタルすることに決めた。 旦那さんは簡単な観光プランまで提示してくれた。いい人だ。 すると旦那さんとおもってた人が、じゃあ「テゥクテゥク持ってくるから待っててね」といって出ていった。 そうか宿の人じゃなくてテゥクテゥクの運転手だったんだ。。
旦那さん改め、童顔のテゥクテゥクおじさんに連れられて、まずは今回の旅の目玉であるアンコール・ワットに訪れた。 アンコールは都を意味し、ワットは寺を意味しているヒンデゥー教の寺だ。 遺跡内の彫刻や、石像はクメール建築の傑作に恥じない壮大かつ緻密なつくりだった。 過剰なほど装飾された壁や柱は、異様な存在感を放っていた。 オレンジ色の袈裟を着た坊さんを何人か見かけた。 アンコールワットの風景に非常に映えてフォトジニックだった。 が、よく考えるとヒンデゥー寺院に坊さんか・・。 仏教徒だと、異教の寺にきてるってことになるのかな。 うーん。オレンジの袈裟はヒンデゥーの坊さんか・・・? わからん。。。 まぁいいや。 以前に友人のM氏から、アンコールワットでは毎年死人がでると聞いていたが、やっと納得できた。 遺跡内の階段は想像以上の急勾配で、手も使わないと上れない。ここから転落死するんだ。 アンコールワットの敷地内で売ってた「アンコールビール」を飲んだ。
アンコールトムは城砦都市遺跡で、アンコールワットがヒンデゥー教なのに対してこちらは仏教だ。 バイヨンはヒンデゥーと仏教の混合だ。まじってしまったのには歴史的経緯はあるようだが、多神教同士だから意外と並存できるんだなぁ。 南大門からアンコールトム入り、人面の塔がそびえる宇宙の中心バイヨンをみていると天気雨が降ってきた。 バイヨンのすぐ近くの屋台に雨宿りがてらはいって昼食にすることにした。 徒歩で「隠し子」という意味を持つバブオーン、「天上の宮殿」ピミアナカス、像のテラスをブラブラと眺めてから、テゥクテゥクに乗り込んで、勝利の門からでていく。 そのあとも、おじさんに連れられて、 ・こじんまりとしたトマノン ・修復工事中のチャウ・サイ・テホーダ ・クリスタルの古老という意味を持つ、タ・ケウ ・樹木に取り込まれた遺跡、タ・プローム を見物する。 ちなみに雨のときのテゥクテゥクはこんなカンジ。
遺跡へ向かう道や、屋台などのいたるところで、物売りの子供達が話しかけてくる。 驚くのは、その語学力と演技力だ。 3歳ぐらいで英語で話かけてくる子がいた。 こちらから話かけると、会話にはならないので、同じフレーズの丸暗記なのだろうが、3歳で外国語のフレーズを暗記してるだけですごい。 5・6歳の子は、普通に会話ができた。 自分と同じレベルの英語を話してくる。逆に言えば私の英語力はカンボジアの6歳児並なんだな。。。 10歳ぐらいの子供は流暢な英語を話している子がおおい。 日本語を話せる子もいた。自分の名前を平仮名で書いて教えてくれた子もいた。 みんな悲しそうな顔をして話しかけてくるが、これは商売用の顔で、完全に演技だ。 ちょっと笑わせるとすぐに、元気な子供の顔に戻る。 「哀れみを請う子供と観光客」という構図になってしまうと大変だが、「外人のおにーさんと、遊んでもらう地元の子供」という構図にかえると、お互いに笑顔で過ごせた。やっぱり子供は笑顔が一番!! いろいろと会話ができて、楽しい時間がすごせた。